杉滝岩 

10月22日(日)
岩登りトレーニング
天候 快晴


懸垂下降の準備をするOIIさん 新発田山岳会の方が人工の練習

10月21日、22日と土日が休みの予定だったのでLTKを誘い足ノ松尾根を登り、北股辺りまで1泊2日を考えていたが、急に21日に仕事が入り、取り止めとした。LTKは坂井さんと21日に日帰りで杁差岳へ行った。

私は、21日午後14時頃には用事が済んだので、よしださんを見舞い、22日は何処かへ行こうかと考えていたが、21日寝る前に準備をしていたのに、久しぶりの休みのためか、うっかり寝坊してしまった。朝食を食べて、ゴロゴロして二度寝をしようか?という時に、OIIさんから電話を貰い杉滝へ行く事にした。

もう、朝晩が随分寒くなってきたので、暖かく岩の乾く時間を見計らい、10時にOIIさん宅へ。10時30分過ぎには到着した。
五十嵐さんの車がある。上を見上げると、競技会ルートの西上部のカンテを登る3人組。どうも五十嵐さんがTOPのようだ。どこへ行くのだろうか?
最近、少し身の廻りで事故が多いので、東屋に着いても慌てないで、お湯を沸かしてコーヒーを淹れてOIIさんと少しユックリ時間を取り準備をする。

OIIさんが、クライミングシューズを使用していないのであまり細かいフットホールードのルートは選ばない事にするが、そうするとナカナカいい場所がない。
そんな事をしているうちに、平野さんも来られる。
正面スラブの中間迄1本登る。私が降りた後、トップロープでOIIさんが登るが、打ち合わせが悪く、私はOIIさんがロワーダウンすると思っていたら、OIIさんは懸垂で降りるつもりで少しもたつく。
こういう部分を登る前にキチンと打ちあわせる事が常に必要。
お互い慣れていると、ど〜すんの?懸垂?OK〜。とパートナーが終了点まで登ってからでもいいけれど、今回は拙かった。
ビレイ解除のコールもないし、ロープが動かないし??と。これは大いなる反省点。こんな簡単な事だから大事にしたい。

OIIさんが降りてきてから、私がカラビナ1個を上に忘れてきた事に気がついてもう一度登る。
お昼を過ぎたので、昼食とする。

岳遊塾のメンバー1人が練習をしていた。その他、若いメンバー4名+Lのパーティーが1組
その他、五十嵐さんら一行3名が上で頑張っている。

昼食を食べた後、Bフェースのカンテルートを選びOIIさんと登る。下部は易しいが、最後の最後に少しホールドが乏しいので靴のフリクションを使いたい。OIIさんには厳しいルートとなってしまった。それでも、足がかりを慎重に選びOIIさんも到着。
今回は2人とも懸垂下降で降りる。
何だか内の倉川の対岸が騒がしい。小型のバックホウを林道に入れていている??なんだろう?

一休みして、上を見るとまだ五十嵐さんら3名はガンバっている。もう、4時間位か?
その後、マドンナをリードで登るが、ヤッパリ上手くいかない。・・・弱気だ。
核心部でインチキをしてヌンチャクを掴んでAφで取りあえず終了点まで行き、トップロープにセットしなおしてOIIさんに確保して頂きマドンナのおさらい。
核心部で何度も止まり、戻り、ヌンチャクを掴んで考える。上から逆順に考える。
ん!。と思うが、下から登ると上手くいかない。・・・・でも、どうして以前に登れたのか?未だに釈然としない???

それでも、次第にいい感じになってきた。
次に、核心部の入口で一息入れずにパッパッと進む。小さな右の指2本の少し余裕のあるポケットを取り損ね落ちる。これが取れると、右足、左足と行って左手でガバ、続いて右手でガバで後はどうにでもなる。・・・・思い出してきた。

問題は右のポケットを取りに行くとき、右足が上か左足が上か?
私の身長では右足が上でないと右手が届かない。左足のスメアリングばかり気にして、右足の位置が悪かったのだ。左足のスメアリングでしっかり立ちこむのは右手のポケットを取ってからだった。

パズルのような謎解きの出口が見えた。嬉しかった。最後の核心部2本で解けた。
核心部の入口で止まってしまって、考え込んでいた。
左足の決め方に拘り肝心な流れを壊していた。
右足で上がり右手でポケットを取って左足を決めて左手、右手でOK。

家でゴロゴロしていないでよかった。
OIIさん、ありがとうございました。


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